こんにちは!現役宅地建物取引士の猫さんです!

中古住宅や土地を探していると、
不動産会社からこんな言葉を聞くことがあります。

「この物件は再建築不可です。」

この言葉の意味を正しく理解していないと、
安く買えたつもりが、将来取り返しのつかない失敗になることもあります。

この記事では、不動産の知識がまったくない初心者の方でも理解できるように、
「再建築とは何か?」「なぜ再建築できない土地があるのか?」を分かりやすく解説します!

そもそも「再建築」とは?

まず、最初に「再建築」という言葉の意味を説明します!
「再建築」とは、
今建っている建物を解体して、同じ土地に新しく建物を建てることを意味します!

つまり、
「今の家を壊したあと、もう一度家を建てられるかどうか」
これが再建築できるかどうかの判断基準です!

再建築に必要な一番重要な条件

結論:道路に接していること

住宅を再建築するには、
建築基準法で定められた道路に、一定以上接していることが絶対条件です!

これを 「接道義務」 といいます!

接道義務とは?

建築基準法では、土地について次の条件を定めています。

敷地は「幅4m以上の道路」に「2m以上」接していなければならない

これを満たしていない土地は、新しく家を建てることができません!

再建築不可になる代表的な3つの理由

① 接道義務を満たしていない

これが最も多い原因です!

・敷地が道路にまったく接していない
・接していても2m未満

この場合、建築基準法違反となり再建築できません!

② 道路が「建築基準法上の道路」ではない

見た目は道路でも、法律上はNGなケースがあります。
例えば、以下のような道路です!

・私道
・農道
・幅4m未満の通路

これらは建築基準法上の道路に該当しない場合があり、
その場合は再建築できません!

③ 市街化調整区域にある

土地は都市計画で次のように分かれています。

市街化区域(街づくりを活性化していこうとするエリア):原則建築OK
市街化調整区域(田んぼや畑を守っていこうとするエリア):原則建築NG

市街化調整区域では、原則として住宅の新築や再建築はできません。(※一部例外あり)

図表:再建築できる土地・できない土地の違い

項目 再建築できる 再建築できない
接道 2m以上 2m未満・なし
道路 建築基準法の道路 非該当
区域 市街化区域 市街化調整区域

再建築不可物件の大きなデメリット

① 住宅ローンが使えないことが多い

担保価値が低いため、銀行から融資を受けられない可能性が高いです!そのため、現金購入を求められるケースがほとんどです!

② 将来売りにくい

買い手の需要がとても少ないため売りにくく、資産価値は大きく下がってしまいます!

再建築できるかを調べる方法

再建築できるかどうかは、必ず次の手順で確認しましょう!

・市区町村の建築指導課に問い合わせ
・接道状況と道路の種類を確認
・用途地域・市街化区域かを確認

まとめ|再建築要件の最大のポイントは「道路」

再建築には接道義務が必須です!
また、見た目が道路でもNGなケースがあるので注意して下さい!

再建築不可物件は安いですが、非常にリスクが高いです!
不動産初心者ほど、「安いから」という理由だけで判断してはいけません!

しっかり役所で調査して、再建築できるかどうか確認し、自分にとって後悔の無い選択を取りましょう!

本日は以上です!ありがとうございました!

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