ハウスメーカーによって価格帯はどうなる?~ハウスメーカーごとの坪単価を比較~
こんにちは!現役宅地建物取引士のnekoです!
マイホームを検討する際、多くの方が気にするのが「坪単価」です。しかし、坪単価は単純に安い・高いだけで判断できるものではありません。本記事では、坪単価の基本から注意点、主要ハウスメーカーごとの価格帯と特徴を分かりやすく解説します!
坪単価とは?
まず坪単価とは何かご説明します!坪単価とは、”建物本体価格を建築面積(坪)で割った金額”のことです。
例えば、建物本体価格が3,000万円、建築面積(坪)が50坪の住宅の場合
→3,000(万円)÷50(坪)=60万円/坪となり、坪単価は60万円となります!
建物本体価格はどうやって決まるの?
では、坪単価を計算する上で「建物本体価格」はどのようにして決まるのでしょうか?
以下に、「建物本体価格」に含まれるものと含まれないものをまとめました!
建物本体価格に含まれるもの
①建物本体工事費
②人件費 (大工・電気・水道などの職人さん)
③基本的な住宅設備(キッチン・浴室・トイレなど)
建物本体価格に含まれないもの
①建物周辺の工事(地盤改良・外構工事・給排水・ガス工事)
②手続きや契約にかかる費用(登記費用・手数料・保証料・火災保険など)
③オプション工事(太陽光発電・床暖房・コンセント・照明などの追加工事)
不動産初心者の方が一番注意すべきポイントとして、
広告やチラシでよく見る「坪単価〇〇万円!」は、建物本体価格のみで計算しているため、今説明した費用はほぼ含まれていません。
そのため、
「思っていたより高くなった…」
というケースが非常に多いので、気を付けて下さい!
坪単価は建築面積が小さくなればなるほど高くなる
一体これはどういうことでしょうか?
それは、”建物の大きさに関係なく発生する固定費”に関係があります。例えば、建物の基礎や柱、水回り設備などは、家の大きさに関係なく、生活するために必ず必要なものです。
そのため、
・建築面積が小さい家ほど
・固定費が全体に占める割合が高くなり
・結果として坪単価が高くなる
という傾向があります。
坪単価に影響を与えるほかの要素
坪単価は、施工するハウスメーカーによって異なります!一体それはなぜでしょうか?
それは、次のような要素が坪単価に影響を与えるからです!
・ハウスメーカーのブランド力
・建物の構造(木造・鉄骨など)
・断熱性・耐震性といった住宅性能
施工するハウスメーカーはそれぞれ独自の技術によって、建物の性能を高めています!家の造りや強みが異なるので、同じ大きさの建物でも坪単価は変わるというわけです!
ハウスメーカー別 坪単価の目安一覧
日本の代表的なハウスメーカーは実際にどれくらいの坪単価なのでしょうか?
以下に図表をまとめてみました!
ハウスメーカー 坪単価目安 主な特徴
・積水ハウス 120~150万円 高耐震・高品質・鉄骨/木造
・ミサワホーム 80~90 万円 蔵収納・高天井・制震
・住友林業 80~120万円 木質感・BF工法・吹付外壁
・一条工務店 80~100万円 断熱性能が非常に高い
・大和ハウス 70~150万円 自由設計・商品数が豊富
積水ハウス|高性能・高品質を重視した家
坪単価:120~150万円
価格帯は高めですが、その分耐震性・断熱性・設計自由度が非常に高いのが特徴です。
- 耐震等級3(国の最高基準)
- 地震の揺れを抑える制震技術を採用
- 柱や壁の少ない、開放的な間取りが可能
POINT👉 「安心・性能重視」の人向け
ミサワホーム|収納力と空間設計が強み
坪単価:80~90万円
- 「蔵のある家」による圧倒的な収納力
- 約3mの高天井リビングが標準
- 制震構造で地震にも強い
一般的な住宅よりも収納量が多く、
家を広く使いたい人に向いています!
住友林業|木の家にこだわりたい人向け
坪単価:80~120万円
- 木材のプロならではの高品質な木材
- 独自の「BF工法」で耐震性と大空間を両立
- 地のない吹き付け外壁でデザイン性も高い
POINT👉 木の質感・デザインを重視したい人におすすめ
一条工務店|断熱性能を最優先したい人向け
坪単価:80~100万円
- 断熱材・窓・設備を自社で一貫生産
- トリプルガラス・樹脂サッシが標準
- モデルハウス=標準仕様で分かりやすい
POINT👉 「冬暖かく、夏涼しい家」に住みたい人向け
大和ハウス|選択肢の幅が広い大手メーカー
坪単価:70~150万円
- 商品ラインナップが非常に豊富
- 間取り・外観・設備の自由度が高い
- 高断熱・高遮音性能にも対応
ライフスタイルに合わせて柔軟に選びたい人向けです!
まとめ|坪単価は「目安」にすぎない
坪単価は便利な指標ですが、
それだけで住宅の良し悪しは判断できません!
大切なのは、
- 価格
- 住宅性能(耐震・断熱)
- デザイン
- 将来の暮らしやすさ
これらを総合的に比較し、
自分たちの価値観に合った家を選ぶことです!
数字に惑わされず、
「中身」をしっかり見ることが、後悔しない家づくりにつながります!
今回は以上です!ありがとうございました!
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